使命と歴史

世界中の人々のために

ワイズメンズクラブは1922年に Paul William Alexander 氏によって米国オハイオ州で誕生して以来、世界各国で数々の奉仕活動を展開してきました。
日本では1932年6月に日本区が設立されました。

YMCAと協力し、支援する、建設的に協力するすべての人々と世界的な共同体です。
その使命は、リーダーシップを開発、奨励、提供するための積極的な奉仕を通じて努力することです。すべての人類にとってより良い世界を構築するために活動しています。

私たちのモットー

すべての権利に伴う義務を認めること。

ほとんどの人がすべての権利を完全に享受することを主張する傾向がある一方で、そのような権利に有効性を与える対応する義務に気づかないままであるため、ワイズメンズによって採用されました。ある通りの通行権を与える緑色のライトには、交差点の交通に停止する義務があることを警告するための対応する赤色のライトが必要です。したがって、私たちが享受するすべての権利は、対応する義務に基づいています。私たちのモットーは、私たちの権利にあまり注意を払わず、対応する義務の発見と遂行にもっと注意を払うこと、つまり権利から義務に重点を移すことへの絶え間ない挑戦です。

私たちの使命

ワイズメンズクラブ国際協会は、イエスキリストの教えに基づき、相互理解と 敬愛の思いに結ばれて、あらゆる信仰の人々が宗教信条の相違を越えて、ともに 働く世界的友好団体であり、YMCAに対する忠誠心をともにしつつ、活発な 奉仕活動を通じてリーダーシップを開発し、助長し、提供して、全人類の為より よい世界を築くべく尽力するものです。

私たちのビジョン

ワイズメンズクラブ国際協会は、兄弟愛と世界平和につながる文化的認識を促進するサービス組織として世界的に認められます。

私たちの目的

私たちの歴史

1920

誕生の瞬間

1920年、米国のトレドYMCAにひとつのランチョンクラブ(昼食を共にする社会人のクラブ)が誕生しました。青少年活動を行っているYMCAを支援しようという目的をもっていました。

米国の動き

この頃、米国各地にビジネスマンを中心にランチョンクラブが次々に生まれていました。現存しているクラブではロータリークラブ、ライオンズクラブ、キワニスクラブなどが代表的なものです。

1922

世界へ広がる

このYMCAをサポートするクラブの活動が米国内に広まり、カナダにもクラブが設けらました。そこで運動の中心人物であった司法官ポール・ウイリアム・アレキサンダーが推進者となって、1922年に「ワイズメンズクラブ国際協会」の名のもとに国際協会を結成しました。その後、世界各地にクラブが結成され、地域における奉仕活動を行うとともに国際間の友情を育ててきました。

1928

そして日本にも

日本には、大阪YMCAの主事・奈良伝によって紹介され、1928年に最初のクラブである大阪クラブが設立し、国際協会に加盟しました。その後神戸、横浜、東京など大都市に結成され、「日本区」を組織して相互の交流を深めながら活動を展開しました。

1941

戦争のとき

しかし、時局の変化から1941年、日本は国際協会から脱退することになりました。その後、各クラブは地域おいて活動を継続しましたが、戦時下とあって活動は自然休会の状態となりました。第二次世界大戦は多くのワイズメンズクラブのある国同士が交戦し、また戦場とさせてしまいました。

1945

復興のとき

1945年、敗戦。荒廃する日本の青少年の健全な育成を目指すYMCA運動を支援するワイズメンズクラブを復興させ、あるいは新設しようと、各地で人々が立ち上がりました。1946年8月、米国ペンシルバニア州ブラッドフォードで行われた国際大会で、中国代表の提案によって「日本区」の国際協会復帰が大きな拍手のうちに承認されました。多くの国際団体の中でこの日本のワイズメンズクラブ国際復帰は早期のものでした。

1950

全国に発展

1950年までには大阪、東京、神戸、名古屋、田辺、京都、高松、大牟田、近江八幡、金沢、広島、西宮、長崎、仙台、大和、米子、姫路、熊本、和歌山、甲府、奈良、鳥取でクラブが活動を始めました。1959年にはアジア地域大会を東京で開催し、日本のワイズメンズクラブの組織力は海外でも認められ始めました。

1974

女性会員の誕生

1974年、他のボランティア団体に先駆けて女性会員が誕生しました。日本での女性会員第1号も、その1974年でした。東日本区における女性会員の活躍に目を向けてみると、東日本区創設以来25年間の中で3人の女性が理事を務めています2003年5月には、女性だけのクラブも設立されました。2021年7月のデータによると、女性会員が半数を超えるクラブが6クラブあり、東日本区全体では約23%が女性会員です。2011年度は、約17%であったので、女性の割合が着実に増加しています。

1997

東日本区の誕生

日本におけるワイズメンの運動をより活性化するために、1997年7月1日に日本区が東日本区と西日本区に発展的に分割されました。両区は、それぞれの区事務所を持ち、独立して活動していますが、交流、協力が密に行われていて、共同の委員会活動や両区全体の交流会も行われています。2022年1月現在で、東日本区は、クラブ数58、会員数794名です。

2021

法人格の取得

東日本区は2021年7月1日に「一般社団法人ワイズメンズクラブ国際協会東日本区」の法人格(非営利型)を取得しました。社会環境の変化に適応するとともに、公的に認められた団体として社会的信用のもとに諸活動を拡大することを目的としたものです。

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